フェルト猫

ちゅらさまは一人っ子。
ちょっと寂しいのではないかと思い、フェルトで友達を作ってみました。
モデルは姉の愛猫、マタリとスピカ


ちゅらさまはお気に入りのマタリをくわえて、たまに散歩に行きました。


しかし決まってその後、マタリがちゅらさまの水飲みボウルの中で溺死してるのを発見するのですよね。。


不思議なことに、ちゅらさまは昔から私が作るフェルト作品を水飲みに落とす癖があるんです。


「あの・・・どうか里子に出してください」
ということで、マタリとスピカは姉のもとに旅立っていきました。

スピには直江兼続の兜をおまけに作りました。
母に「あんたブームはとっくの昔に去ってるよ!?」と言われました。
わかってるけどさぁ!
・・・ただ作りたかったんです。はい。

マタリには「まるで中型犬のような」と評されるマタリの大きなのを作りました。
これは近くに置くだけで、ぐっとマタリらしさが増すマジックアイテム。


ちゅらさまがモデルのぬいぐるみもあります。
ですが・・・悔しいことに上手くできません。
理由はわかっています。


フェルトのぬいぐるみはモデルのネコさんの写真を見ながら、
羊毛に針を刺して刺して刺しまくって形を作ります。
それは、憎い相手を想いながら藁人形に五寸釘を打つのとどこか似ているような?
思いをこめる、という意味では似てるかも?


針を刺したとたんに「ぎゃ!」なんて叫んだら?
ちゅらさまの体に異変があったらどうしよう?と思います。
病気がちな子ですから、こんな風に考えてしまうんでしょうね。
ちゅらさま(ぬいぐるみ)にいざ針を刺さんとする手がフルフルと震えてくる自分に
キリシタンかい!」と思わず突っ込みたくなります。踏み絵じゃあるまいし。
愛ゆえに、針を刺す回数が減ってしまうので完成度が低くなります。

結局、写真を見ずに作りました。
うぬぬぬ。エリカラしたらもっと似るかな?