仮出所


刑務所が舞台で、仮出所の前の面接で良くない回答をして仮出所が延期になる・・・という映画を昔見たような。
「仮出所したら何がしたいですか?」
「誰でもいい・・・コロス!!」
こんなのは問題外ですが(汗)


ちゅらさまにも面接してみました。
「エリカラが外れたら何をしたいですか?」
「目を思う存分カイカイするぞよ」
わたしの顎に、目をズリズリ。


悪い兆候ですよ、これ。
エリカラ外しは延期です!と言いたいところなのですが、
獣医さんと相談した結果、エリカラを外して様子を見ることになりました。
多少のカイカイは大目に見てあげて、あまりにもひどい場合は電話で相談することに。


エリカラを外すと、ちゅらさまはきょとんとしていました。
そして無言でこたつに入っていき、しばらくするとカイカイ、カイカイ。
なぜか手術をした右目ではなく、左目をカイカイしています。
突然エリカラが取れて興奮したのでしょう。
真っ赤になったので一時的にエリカラ再装着です。


朝4時、ちゅらさまがぐっすり眠っているのでエリカラを外してみると、起きて体をなめ始めました。
一時間経過。
ちゅらさまの体はびちゃびちゃです。
思う存分毛繕いできて、気持ちが落ち着いたのか、また眠りに付きました。
そしてたまに目を覚ましてはなめなめ。
ひどいカイカイは無いし、このままエリカラを外していても大丈夫かも・・・と思いつつ、まどろみかけたその瞬間、「んっんっ」という声がしました。
この声は目を強くこする時のちゅらさまの気合の声です。


ちゅらさまの左目を見ると、でっかいチェリーがはみでてる!
右目の手術がすんだ途端、こんどは左目!?
慌てて指で目の奥に押し込みました。。
直ぐに正常の目に戻ったものの・・・。


仮出所した人の言うところの、「再犯」というやつです。
まぁ、ちゅらさまも悪気があってやってるわけではないですけどね。


すぐさまエリカラ再装着。
朝、病院に電話で相談すると、獣医さんも困ってしまいました。
「目は痒そうな感じじゃないんだけどなぁ、なんでだろう」
話し合いの結果、火曜日にちゅらさまを一日病院に預け、そこでエリカラを外し観察してもらうことになりました。


完全なチェリーアイになってしまう危険があるので、安易にエリカラは外せません。
今はわたしの膝の上にいますが、ちゃんと見てあげられるので外しています。
前回のように「ちゃんと見てあげられる時に外す」→「寝る時や留守にする時だけ付ける」→「完全に外す」という順序で外せないものかなぁ、と思っています。
でも、前回は結局チェリーが出ちゃいましたが(汗)


この保護観察みたいな状況から早く脱してあげたいです。
なんなんでしょうねぇ?