突然の転院、そして緊急輸血。

皆様、応援ありがとうございます。
こちらは激動の日々です。
何がきっかけで劇症肝炎になってしまったのか原因を見つけることは非常に難しいですし、肝臓の数値が下がったからと言ってちゅらの命が保証されたわけでもないようで。
わたしもわけ分からないので、皆様に上手く説明できずに申し訳ありません。。
もっと勉強しないといけませんね。



朝、タクシーで流動食と点滴のために病院に送り、夕方、迎えに行く日々です。
ご飯はまったく食べられず、下痢と嘔吐。
「治療方針は間違ってないはず。治らないようならバイオプシー」と獣医。

↑今は流動食用のチューブは外してもらっています。


なかなか治らないことにイライラしていたそんな時・・・
それは私が不在の夜に、起こりました。
ちゅらが嘔吐したので、パパは病院に連れて行ってくれたのです。
どういう巡り合わせでしょう。
パパは偶然いつもの病院ではなく、チェリーアイでお世話になった別の病院の診察券を持って飛び出しました。


わたしもすぐに駆けつけました。
その病院で今までのデータを見せ、経過を3人の獣医さんに聞いてもらいました。
行き詰った状況なので、セカンドオピニオンがわたしも欲しかったんですよね。


途中、一人が席を立ち分厚い本を抱えてやって来て、
院長先生に暗い表情であるページの一節を指差しました
しばし沈黙


なに!?なに!?なに!?


「・・・FIPの検査は陰性だったそうですが、どういう検査でしたか?」


FIP検査には信憑性の高いものとそうでないものがあるそうです。
慌てて鞄から検査結果の用紙を出しました。もう真っ青で。


「ほっ。これは一番精度の高い検査です」と院長先生。


よかった、、。寿命が縮みそう、、。


そしてデータを見てまず言われたことは、ヘマトクリット(低いほど貧血の度合いが高い)が非常に低いということです。
この前の検査で少し良くなったと聞いていたので、貧血に関しては安心していたのですが。


2日前の数値は19.8%
たしかに正常値は24.0〜45.0%なので、低いは低いですが、どんどん良くなってきているのでは…?


「輸血をしましょう」と言われました。
わたしは驚いて「数値は改善してきてるはずです・・・輸血をしたほうが快復が早いということですか?」とたずねました。


獣医さんは「快復が早いのは勿論です。でも数値はまだ下がるでしょう。危険です。11%になるとほとんど死にますと仰いました。
そしてちゅらの肉球をわたしに見せました。
真っ白・・・。


でもここで輸血をするということは転院することになるので、かなり迷いました。
今までの病院も、一生懸命診てくれていましたから。


でもちゅらにとって何が一番いいか考えて、輸血をお願いしました。


ちゅらの血を調べて、驚きの事実が。。


2日前はヘマトクリット値が19.8%だったのに、本日計ったところ13%だったのです。


えーと、たしか11%で死ぬって言ってませんでした!?


・・・そうなのです。ちゅらは非常に危険な状態にあったのです。


院長先生は「思ったより悪かった。検査をするための5ccも惜しいから血液型だけ調べました」と仰いました。


ちゅらは無事に輸血を受け、ほんのり鼻をピンクにして帰ってきました。


なぜ肝臓の数値は良くなっているのに、貧血の数値は悪くなるのか。
おそらく、肝炎の影響が一歩遅れてやってきているのだろう、とのこと。


輸血の効果は一週間なので、その間にちゅらは体力をつけなければいけないのですが…
食が細すぎることが、今一番の心配事です。(もちろん他にも色々あるけど)


今日もちゅらは朝から点滴に行ってます。もうすぐ迎えに行かなきゃ。
だらだらとした長文を最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。