高慢と偏見と・・・・・・?


理性で抑えようとがんばりましたが無理でした・・・!
買ってもうたよ。高慢と偏見ゾンビ

高慢と偏見とゾンビ ((二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション))

高慢と偏見とゾンビ ((二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション))

オリジナルは1813年に出版されたイギリスの高慢と偏見
オースティンの作品です。
映画版は「プライドと偏見」というタイトルでキーラ・ナイトレイ主演でしたね。


数えたら30回は読み返している、わたしのお気に入りです。
後世に全然違う人が書いた「続・高慢と偏見は華麗にスルーしたわたしですが・・・


高慢と偏見ゾンビですよ、、、?
この小説、なんと85パーセントがオリジナルそのまま。
85パーセントオリジナルだったらつまらないわけないじゃないかぁ!


オリジナルの部分が多いので、ついうっかり気を抜いてしまいがちですが
突然ゾンビが出てきて目が覚めます。
エリザベスたち姉妹とダーシーは戦士で、たまにアメコミ風の挿絵があります。


あまり書くとネタバレになるので書きませんが、この小説、日本のものが多く登場します。


例えば・・・この世界では一流の戦士は京都で武術を学ぶものらしく、
上流階級は忍者を雇っています。
ダーシーは日本かぶれで家に神道の神殿があり、生のうなぎを客にふるまうという・・・とんでもないダーシーです。
エリザベスもすぐに人を殺そうとしたり、殺して心臓食ったり、とんでもないエリザベス。

グロと下ネタがプラスされたとんでも設定の高慢と偏見ゾンビ
ですが、作者の愛情をひしひしと感じます。
読んだ人にしかわからないような内輪ネタが多く、同人みたいな感覚ですが、


なななんと、


映画化決定だそうです!ヒロインはナタリーポートマン!!