高慢と偏見と・・・・・・?
理性で抑えようとがんばりましたが無理でした・・・!
買ってもうたよ。「高慢と偏見とゾンビ」
高慢と偏見とゾンビ ((二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション))
- 作者: ジェイン・オースティン,セス・グレアム=スミス,安原和見
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2010/01/20
- メディア: ペーパーバック
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オースティンの作品です。
映画版は「プライドと偏見」というタイトルでキーラ・ナイトレイ主演でしたね。
数えたら30回は読み返している、わたしのお気に入りです。
後世に全然違う人が書いた「続・高慢と偏見」は華麗にスルーしたわたしですが・・・
「高慢と偏見とゾンビ」ですよ、、、?
この小説、なんと85パーセントがオリジナルそのまま。
85パーセントオリジナルだったらつまらないわけないじゃないかぁ!
オリジナルの部分が多いので、ついうっかり気を抜いてしまいがちですが
突然ゾンビが出てきて目が覚めます。
エリザベスたち姉妹とダーシーは戦士で、たまにアメコミ風の挿絵があります。
あまり書くとネタバレになるので書きませんが、この小説、日本のものが多く登場します。
例えば・・・この世界では一流の戦士は京都で武術を学ぶものらしく、
上流階級は忍者を雇っています。
ダーシーは日本かぶれで家に神道の神殿があり、生のうなぎを客にふるまうという・・・とんでもないダーシーです。
エリザベスもすぐに人を殺そうとしたり、殺して心臓食ったり、とんでもないエリザベス。
グロと下ネタがプラスされたとんでも設定の「高慢と偏見とゾンビ」
ですが、作者の愛情をひしひしと感じます。
読んだ人にしかわからないような内輪ネタが多く、同人みたいな感覚ですが、
なななんと、
映画化決定だそうです!ヒロインはナタリーポートマン!!